Yahoo!ファイナンス > 税金情報TOP > 会社の税金情報 > 消費税 > 10.課税標準とは?

10.課税標準とは?

課税標準とは、税額計算の基礎となる金額のことをいいます。消費税の課税標準は、課税対象となる取引の区分に応じ、以下のように整理できます。

(1)国内取引

課税資産の譲渡等の対価の額(※税抜きの課税売上高)、「課税資産の譲渡等」は事業として対価を得て行われる資産の譲渡および貸付け並びに役務の提供のうち、非課税取引以外のものをいうとされています。「対価の額」とは対価として収受する金銭および金銭以外の物等をいいます。

※税抜きといってもこの場合個別消費税、例えば「たばこ税」や「酒税」等は含まれます。ただしゴルフ場利用税は区分請求している場合は、課税標準には含まれません。

(2)輸入取引

輸入取引の場合は国内取引とは価格構成が異なります。関税課税価格に個別消費税および関税額を加えた金額が課税対象となる外国貨物の引取価格となっています。

税理士紹介
ご希望に合った税理士を無料でご紹介いたします。ご自身で税理士を検索することもできます。
税理士を探す、相談する